ビオフェルミン社から発売中の商品と効果!乳酸菌で腸内環境サポート

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ビオフェルミン社から発売中の商品と効果!乳酸菌で腸内環境サポート

乳酸菌に興味のある人や、その効果を感じたくて商品を探している人は、一度は「ビオフェルミン」という言葉を聞いたことがあるかと思います。

そもそもビオフェルミンとはどういった商品なのか、どういう効果があるのか、どういう人に向いているのか、詳しくご紹介していきます。

 

ビオフェルミンとは?その歴史を探る

ビオフェルミンという言葉は、乳酸菌の一種というわけではなく、ビオフェルミン製薬によって開発された乳酸菌整腸薬の名称です。

 

その歴史は深く、1917年(大正6年)に、株式会社神戸衛生実験所として設立された当時から製造が始まりました。
その後、商号をビオフェルミン製薬株式会社に変更し、整腸薬の「ビオフェルミン」をリニューアルして、「新ビオフェルミン」が発売されました。

 

さらに、3種の乳酸菌(フェーカリス菌・アシドフィルス菌・ビフィズス菌)を配合した「新ビオフェルミンS錠・細粒」を発売し、現在では指定医薬部外品として販売されています。

 

ほかにも、ビオフェルミン製薬からは下痢止めや便秘薬など、さまざまな整腸効果のある商品が開発されています。

 

ビオフェルミンの特徴とは?

歴史の深いビオフェルミンですが、整腸薬として具体的にどのような効果があるのでしょうか?

 

まず、ビオフェルミンの特徴として、

・ヒト由来の乳酸菌配合
・3種の乳酸菌が広く腸の調子を整える
・赤ちゃんからお年寄りまで使える

という3つのポイントがあります。この3つの特徴について詳しく見ていきましょう。

 

ヒト由来の乳酸菌とは?

ひとくちに乳酸菌といっても、その種類は600種以上にも及ぶと言われており、形状や特性などもさまざまです。
大きく分けると、乳製品に含まれるものや動物の腸に生息している乳酸菌を動物性乳酸菌、漬物などの発酵食品や植物に生息する乳酸菌を植物性乳酸菌と呼びます。

 

動物性も植物性も、それぞれ特性に合わせて摂取することが必要ですが、特にヒト由来の乳酸菌は、もともとヒトの体内にあったものなのでなじみやすく、胃酸にも負けずに腸まで生きたまま届くというメリットがあります。

 

ビオフェルミンは整腸薬であるので、腸まで届いて腸内環境を改善するためにも、ヒト由来の乳酸菌が効果的であるということです。

 

3種類の乳酸菌とは?

ビオフェルミンの特徴である3種類の乳酸菌とは、リニューアルされた時に配合され始めたフェーカリス菌・アシドフィルス菌・ビフィズス菌のことです。
この3種類の乳酸菌はすべてヒト由来のもので、それぞれ高い整腸効果があります。

・フェーカリス菌
フェーカリス菌はほかの乳酸菌と比べて粒子が小さく、熱にも強いため、たくさん摂取して増殖させることができます。
整腸作用のほかに、免疫力をアップさせたりほかの乳酸菌の増殖をサポートするような働きもあります。

・アシドフィルス菌
アシドフィルス菌は、腸内や口内などさまざまな場所に生息し、酸性や酸素に強いという特性があります。
悪玉菌を抑制する整腸作用が高いほか、ピロリ菌を殺菌したり皮膚炎を改善するような効果も期待できます。

・ビフィズス菌
ビフィズス菌は主に大腸内に生息する菌で、特に母乳を与えられている乳児に豊富です。

 

乳糖やオリゴ糖などを分解して腸内環境を整え、アレルギー症状を緩和する働きもあります。
また、腸管を刺激して腸の動きを良くする作用もあります。

 

年齢制限がない?

ビオフェルミンは、赤ちゃんからお年寄りまで、幅広い年齢層に使えることも特徴です。
赤ちゃんの腸内は細菌が豊富ですが、生まれてくる時のおかあさんの状態によっても変わってきます。

 

また、母乳を飲んで育つ赤ちゃんに比べて、粉ミルクで育つ赤ちゃんの腸内細菌は少な目になるので、乳酸菌を摂取させることも赤ちゃんの健康のために効果的です。

 

ビオフェルミンは医薬部外品ですが、もともと人間の体内に存在している乳酸菌のため、細粒タイプなら生後3ヶ月の赤ちゃんから使えますし、加齢によって乳酸菌が減少していくお年寄りにも最適です。
また、生まれてくる赤ちゃんの腸内環境を整えるためにも、妊娠中や授乳中のおかあさんでも服用できる、安全な成分でできています。

 

ただ、錠剤タイプはのどに詰まらせる危険性があるので、5歳児からの服用となります。
赤ちゃんに飲ませる場合は、細粒タイプをそのままなめさせるか、水に溶かして飲ませるようにしましょう。

 

錠剤と細粒タイプで成分に違いはありません。

 

ビオフェルミンはどんな症状に効果的?

ビオフェルミンの効能としては、整腸(便通を整える)、軟便 、便秘、腹部膨満感などが挙げられます。
いわゆる下痢や便秘の解消ができるということですが、それぞれ個別の薬もある中、その両方に効くというのはどうしてなのでしょうか?

 

ビオフェルミンは腸内フローラを整える

軟便は水分量が多すぎる便 、便秘は水分が不足している便、この2つは相反する症状です。
そして、その原因は食生活や生活環境、ストレスなどさまざまで、原因が特定できないと改善しにくいものです。

 

しかし、ビオフェルミンは腸内フローラを整えることにより、そのどちらも改善する効果があります。

 

ヒトの腸内には600兆個以上もの細菌が生息しており、その腸内を顕微鏡でのぞくとお花畑(英語でフローラ)のように見えることから、「腸内フローラ」と呼ばれるようになりました。
腸内の細菌には、乳酸菌などの善玉菌、お腹の調子を悪くする悪玉菌、どちらでもない日和見菌の3つに分類されます。

 

この腸内フローラの理想的なバランスは、善玉菌2割:悪玉菌1割:日和見菌7割とされており、このバランスを整えることでお腹の調子も良くなるのです。
悪玉菌が増えると軟便や便秘を引き起こす原因にもなり、美容にも良くありません。

 

おなかの不調を感じた場合は、ビオフェルミンを飲んで善玉菌を増やせば、改善することが期待できます。
しかし、それ以上に食生活や生活習慣が乱れている場合は、軟便用や便秘用などそれぞれに効く薬を飲んだほうが効果的かもしれません。

 

こんな人にはビオフェルミンがおすすめ!

おなかの調子が悪くなるのにはいろいろな理由がありますが、以下のことが当てはまる人は、まずビオフェルミンを試してみることをおすすめします。

加齢と共におなかの調子が悪くなってきた方:加齢によって腸内の乳酸菌が減少してきたことが考えられます。

 

食生活が乱れがちな方:肉中心の食事や野菜不足だと便秘や下痢になりがちなので、腸内フローラを整えることが効果的です。

 

おなかが張ったりガスが出る方:腸内の悪玉菌が増えてガスを発生させている可能性があるので、善玉菌を増やすことで解消されます。

 

環境の変化でおなかの調子が乱れる方:腸はストレスなどによってもバランスを崩してしまうので、積極的に善玉菌を増やしてバランスを整えてあげましょう。

 

食生活に気を付けていても軟便や便秘になる方:食事内容に関わらず、腸内フローラのバランスが崩れている可能性がありますので、善玉菌を増やしてバランスよくしてみてください。

 

ビオフェルミンの効果を感じるには?

ビオフェルミンを試してみたいけど、どのくらい飲めば効果が出てくるのか、本当に効果があるのかなど心配になる人もいるかもしれません。

 

ビオフェルミンの効果を感じるための飲み方や飲む期間、注意点などについてまとめてみましたので、参考にしてください。

 

ビオフェルミンの飲み方

ビオフェルミンの飲み方は、1日3回食後に決められた用量を飲むだけでOKです。

錠剤か細粒かによって量り方は異なりますが、成分は同じですし、錠剤のものを噛んで服用しても問題ありません。

 

ビオフェルミンはくせがなく、ほんのり甘みがあるのでどちらでも飲みやすいほうを選べばいいでしょう。
ただ、ひとつ守らなければいけないことは、必ず食後に飲むことです。

 

ビオフェルミンは生きた乳酸菌が腸まで届くことで効果を発揮しますが、空腹状態だと胃酸の濃さが強く、生きた乳酸菌に影響が出る恐れがあります。
空腹時に飲んでも問題はありませんが、なるべく食後に飲むことでより効果を感じられるようになるといえます。

 

飲み方は、用法・用量を守ることが何よりも重要です。

 

ビオフェルミンを飲み始めてから効果が出るのは?

どれくらいで効果が出始めるかは一概には言えませんが、あくまでも腸内環境を整えることが目的なので、下痢止めや下剤のような即効性はありません。

 

腸内環境の状態は人によって異なるので、早ければ飲んで数時間で腸の活動を感じる人もいれば、3日から1週間程度で効果が出始める人もいます。
しかし、もし1ヶ月以上服用してもまったく効果が感じられないのならば、おなかの不調の原因がなにかほかにある可能性があります。
その原因は、別の疾患によるものかもしれないので、その場合は早めに病院で受診することをおすすめします。

 

特に病気が見つからない場合は、食生活や生活習慣を改善したり、それぞれの症状に合わせたものを選んだほうがいいかもしれません。

 

ビオフェルミンに副作用はあるの?

毎日飲み続ける上で気になるのは、副作用はあるかということでしょう。
ビオフェルミンは薬とはいっても、乳酸菌が主な成分なので、飲むことによる副作用は基本的にありません。

 

ただ、ビオフェルミンを飲むことによって、便秘がひどくなった、おなかが張るようになったという症状を感じる人もいるようです。
乳酸菌でも人によっては体質に合わないこともありますし、もしかしたらビオフェルミンが直接の原因ではなく、ほかの食事内容などが原因の場合もあるかもしれません。

 

また、おなかが張るようなかすかな症状だけなら、腸内環境が改善されて腸が動くようになってきたのかもしれません。
不調を感じるようなら服用は避けたほうがいいですが、何かしら腸がいつもと違うと感じるのは、正常に動き出そうとしているためかもしれません。

 

*ビオフェルミンの効果については、こちらの記事もご覧ください
関連記事⇒新ビオフェルミンsって効果ある?乳酸菌サプリと比べてみた

 

症状別に選ぶビオフェルミン製品

これまでご紹介してきたビオフェルミンは、指定医薬部外品の「新ビオフェルミンS錠・細粒」であり、総合的な整腸作用や軟便 、便秘、腹部膨満感に効果的とされているものです。

 

もし、こちらで効果が感じられなかったり、ひどい軟便や便秘など特定の症状に悩んでいる方は、ビオフェルミンからそれぞれ専用の製品も出ていますので、ご自分に合うものはないか探してみてください。

 

ビオフェルミン下痢止め

  • 第2類医薬品
  • 効能:腹痛を伴う下痢や消化不良による下痢、食あたり 、水あたり 、はき下し、くだり腹、軟便。
  • 成分:タンニン酸ベルベリン、ゲンノショウコ乾燥エキス、ロートエキス、シャクヤクエキス、ビフィズス菌
  • 効果:傷んだ腸粘膜を保護し、腸の環境を整え、腸の動きを抑制して痛みを和らげる効果があります。
  • 特徴:おなかの痛くなる下痢によく効きます。
  • 飲み方:下痢の症状が出た時に、1日3回食後に服用する。11歳以上から服用可能。
  • 副作用:唾液の分泌が抑制されて、のどの渇きが生じることがあります。

 

ビオフェルミン止瀉薬

  • 第2類医薬品
  • 効能:腹痛を伴う下痢や消化不良による下痢、食あたり 、水あたり 、はき下し、くだり腹、軟便。
  • 成分:タンニン酸アルブミン、ゲンノショウコエキス、ロートエキス、フェーカリス菌末
  • 効果:傷んだ腸粘膜を保護し、腸の環境を整えて痛みを和らげる効果があります。
  • 特徴:飲みやすく携帯しやすい細粒のスティックで、生薬がやさしく効いてきます。
  • 飲み方:下痢の症状が出た時に、1日3回食後に水またはお湯で服用する。5歳以上から服用可能。
  • 副作用:唾液の分泌が抑制されて、のどの渇きが生じることがあります。

 

ビオフェルミン便秘薬

  • 第2類医薬品
  • 効能:便秘、便秘に伴う症状の緩和(肌あれ、吹出物、頭重、のぼせ、食欲不振、食欲減退、痔、腸内異常醗酵、腹部膨満)。
  • 成分:ピコスルファートナトリウム水和物、ビフィズス菌、ラクトミン
  • 効果:腸の環境を整えて、蠕動運動を高めて水分の吸収を抑制し、便通を促す効果があります。
  • 特徴:効果が強すぎないように、最初は少ない量から始めて、便通の様子を見ながら飲む量を調整できます。
  • 飲み方:1日1回就寝前に服用し、状態を見ながら量を調節する。11歳以上から服用可能。
  • 副作用:長期の服用は避け、過剰摂取に気を付けてください。

 

ビオフェルミン健胃消化薬錠

  • 第3類医薬品
  • 効能:食欲不振、胃弱、食べすぎ、飲みすぎ、消化促進、消化不良、胃もたれ、胃部・腹部膨満感、胸つかえ、胸やけ、はきけ、嘔吐、整腸、軟便、便秘。
  • 成分:リパーゼAP6、ニューラーゼ、ビオヂアスターゼ2000、ガジュツエキス、ゲンチアナ乾燥エキス、ケイヒ末、ショウキョウ末、アカメガシワエキス、ラクトミン(乳酸菌)
  • 効果:胃粘膜を保護し、胃液や唾液の分泌を促進して胃の働きを高める効果などがあります。
  • 特徴:食欲増進には食前、消化促進には食後など、目的に応じて飲みわけができます。
  • 飲み方:1日3回食前または食後に水またはお湯で服用する。15歳以上から服用可能。

 

ビオフェルミンVC

  • 第3類医薬品
  • 効能:腹部膨満感、便秘、軟便、整腸(便通を整える)。
  • 成分:ビフィズス菌、ラクトミン、ビタミン ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンB2 (リボフラビン)、ビタミンB6 (ピリドキシン塩酸塩)
  • 効果:乳酸菌とビタミンの働きによって腸内環境を整えてくれます。
  • 飲み方:1日3回食後に水またはお湯で服用する。

 

ビオフェルミンは症状に合ったものを選ぼう

ビオフェルミンは、乳酸菌が主成分で毎日飲むことで腸内環境を改善するものですが、より効果を感じたい人は下痢止めや便秘薬など、症状に合ったタイプを選ぶこともできます。

 

どれも乳酸菌配合で、腸にいいものばかりですが、飲み方や服用できる年齢などに違いがありますので、用法・容量を守って正しくお使いください。

 

どれが合っているかわからない人は、ひとまず「新ビオフェルミンS」を試して、乳酸菌の効果を感じてみることをおすすめします。

 

ビオフェルミンについて調べた方は、こちらの乳酸菌記事もチェックしています。

 

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